コラム
2023年05月16日

空間撮影の需要は高まっている!きれいに撮影するコツについて解説

VRが広く定着した現在、空間撮影サービスが注目を集めています。3D空間で表現することで、別にその場にいなくても実際の空間を体感できるとして注目されています。ここでは空間撮影するにあたって、どのようなポイントを押さえるべきかについて解説しましょう。

 

1.需要が高まっている空間撮影

空間撮影の需要は最近どんどん高まってきています。わざわざ現場に行かなくてもその場を体感できますし、コロナ禍でますますニーズが高まりつつあります。

 

1-1.さまざまな用途で活用できる

建物内の空間をイメージするために、空間撮影は重宝します。たとえば物件探しをしているときに、今まであれば現場に行って内見する必要がありました。何件も内見を繰り返していると、どうしてもそれだけ時間がかかります。しかし空間撮影を使ったものをVRなどで視聴すれば、その場で部屋の様子を実際に確認できます。3Dになれば、まさに部屋にいるかのような錯覚を覚えるでしょう。

賃貸やモデルルーム以外にも、たとえば展示会や結婚式場を探している人たちにも重宝する技術といえます。現地に行かなくても、会場の様子をその目で確認できるのです。広さはどのくらいか、雰囲気はどうか、必要な設備がそろっているのかさまざまな情報を現地に行かなくても収集できます。

 

1-2.コロナ禍で高まる需要

新型コロナの世界的な流行で、自粛生活を強いられました。その中で台頭してきたのが、オンラインによるサービスです。インターネットでコミュニケーションをとることで、密で感染リスクの高い状況を回避できます。オンラインが普及したことで、空間撮影の需要も高まっています。現場に行かなくてもスマホやパソコンを使って、その場で画像や動画を確認できるでしょう。

空間撮影を利用すれば、ショッピングもその場で楽しめます。お店を実際に歩いて商品探しをしているのと同じような感覚を堪能できます。もしほしい商品が見つかれば、クレジット決済など活用すると別にお店に行かなくても買い物できるわけです。

 

2.空間撮影する際に押さえておきたいポイントを解説

空間撮影は今後も需要は高止まりするとみられています。もしきれいで見やすい空間撮影が必要であれば、いくつか押さえておくべきポイントがあります。撮影のコツについて紹介しますので、参考にしてください。

 

2-1.水平・垂直を意識する

空間撮影における基本といわれています。室内撮影したときのことをイメージしてみましょう。もし壁や窓、ドアなどが斜めになっているとそれだけで違和感があるはずです。ですから水平と垂直を意識した撮影が大事です。とくに壁や窓、ドアなどは直線で作られているものが大半となります。だからこそ少しでも傾いていると不自然な感じになるわけです。

 

2-2.アングルを意識する

空間撮影する際には「どれをどう見せるか」を常にイメージすることも重要なポイントです。屋内を空間撮影する場合、間取りや見せたい場所とのバランスを考えて撮影しなければなりません。また目線の高さも意識しましょう。目線がどうかで同じ部屋でも広く見せたり、手狭に見えたりするからです。たとえば着座しているときの低い目線の方が、部屋に奥行きが出て広く見せられます。

インテリア撮影する際には、一番に見せたいメインアイテムとその他の要素のバランスを考えましょう。メインアイテムだけをクローズアップして他の要素はなるべく排除する方法もあれば、逆にある程度背景を取り入れることで、コントラストやインテリアの大きさがわかるようにする手法も考えられます。

 

2-3.自然光の有効活用

屋内を空間撮影する場合、かなり光量が必要になります。照明やライティングをいくら工夫しても場所によっては光が不足することも考えられます。そこで活用してほしいのが、自然光です。自然光を取り込めれば、空間全体に光が差し込みます。角度によっては陰影が落ちるかもしれません。しかしこれも逆にコントラストになって、きれいな画像に仕上げる演出の一環になりえます。

ライティングだけで撮影しようとすると、人工的な印象を与えてしまいます。見るものはどうしても不自然な印象を抱き、結果的に本来の空間の広さや雰囲気がうまく伝わらなくなりかねません。自然光を有効活用するためにも、日中に撮影するように心がけましょう。

 

3.まとめ

別に現場にいなくてもその場で対象の空間を実感できる空間撮影への需要は高まっています。コロナ禍を経て、オンラインでできるだけ確認したいというニーズにも合致しています。部屋の内見や会場の様子を確認する際に、オンラインのVR撮影はどんどん活用されるでしょう。

「株式会社iishina」では空間撮影して、それを3Dモデルにレイアウトすることで立体感のある映像を提供できます。3Dモデルのような高度な空間撮影だと、導入するのに手間取ると思う人もいるかもしれません。しかし弊社のVR撮影はシンプルな操作性でだれでも扱えるようにしております。10秒でモデルの設置も可能ですから、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。