コラム
2023年05月16日

matterportとは?360度3Dカメラの機能についてどんなものか詳しく解説!

matterportは、360度3Dカメラとクラウドサーバーが一体化したサービスです。アメリカの会社から販売されているこのカメラは、日本でも評判が良く、あらゆる面で活用されています。その理由として考えられる、matterportの優れた機能を紹介します。

matterportの利用をお考えの方は参考にしてください。

 

1.matterportとは?

matterportはどんなものなのか2つのポイントを説明します。

  • 360度3Dカメラとクラウドサーバーが一体化
  • あらゆる撮影に便利

この2点について詳しく説明します。

 

1-1.360度3Dカメラとクラウドサーバーが一体化

matterportは360度3Dカメラとクラウドサーバーが一体化している優れたサービスです。販売元はアメリカのmatterport社です。360度3Dスキャンカメラで撮影した画像Web上で公開可能となっています。たとえば、matterportを利用して紹介したい新築の建物の内部などをWeb上で見られます。不動産業や旅行の案内などに使用できます。

 

1-2.あらゆる撮影に便利

matterportは、あらゆる撮影に便利です。たとえば、遠方にある建築現場での作業の様子を撮影して確認することも可能です。現地に行くための時間や労力を使わずに済みます。とくにコロナで多くの人を集めて仕事をすることが憚れる中では助かるものです。matterportで撮った建設過程の動画を個別で見てもらえれば、人を一か所に集めずに済みます。意見交換はパソコンの画面からでも十分にできます。

 

2.matterport の360度3Dカメラとしての機能

ここからは、matterportの360度3Dカメラとしての機能についてです。主な機能を3つ挙げます。

  • 仮想空間に置き換えられる
  • 屋内も屋外も難なく撮影できる
  • プロ級の画像

これらについて、下記で詳しく説明します。

 

2-1.仮想空間に置き換えられる

matterportの360度3Dカメラの機能で、現実世界を仮想空間に置き換えることが可能です。今までにない12枚の超広角レンズは、20MPのセンサーと共にカラフルで高精度、高精細なデジタル画面を作れます。たとえば、ホテルのフロントや庭園部分まで細かくデジタルで表現されているため、見ているだけでその場でバーチャル体験が可能です。

 

2-2.屋内も屋外も難なく撮影できる

Matterportは、屋内のみでなく、屋外での撮影にも向いています。光の調整がうまくできるからです。仮に、スマホやその他のカメラで屋内や屋外を撮ろうとすると、光の向きによって、うまく映らない場合があります。しかし、matterportであれば、光を調整してきれいに画像を撮影できます。

 

2-3.プロ級の画像

matterportで撮る画像はプロ級です。こうした余りに鮮やかで美しい画像は、見る人の心に焼き付きます。素人の撮影では難しい細かい部分の撮影は、matterportならば可能です。より詳しく正確に建物の内部の様子を伝えなければならない場合などにおすすめです。たとえば、部屋の様子をより正確に見せられるので、不動産関係のお仕事などに役立ちます。新築物件の内部を見られます。

 

3.matterportの優れたところ

ここからはmatterportの優れたところを紹介します。以下に他のカメラにはないような優れた面を3点ピックアップしました。

  • 臨場感
  • 正確な距離
  • 3Dデータの活用

これらについて、どんなことなのかお伝えします。

 

3-1.臨場感がある

matterportには、臨場感があります。まるで見ている人自身がその場にいるかのような気持ちになるのです。たとえば、歴史博物館のmatterportの動画があるとします。リアルに映し出された館内を見て行くと、どんどんと次の場所に移動していくので、まるで館内を歩いているような気持ちになります。こんなリアル体験はなかなかできないものです。

 

3-2.正確な距離を測れる

matterportには、測定モードと呼ばれる機能があります。撮影した画像の測定ができる機能なので、より正確に撮影した画像について知りたい時に役立つ機能です。この機能は、実際の距離に極めて近い値を出します。そのため、その値を利用してイベントの用意をする際に役立つのです。たとえば、この位置に物を置いても大丈夫か、椅子や机をどのくらい並べられるかなど、具体的な距離の数値がわかれば、予め使う物を用意できます。

 

3-3.3Dデータをさまざまな面で利用できる

3Dデータは、さまざまな面で利用できます。構造物やインテリアの位置がどのあたりだったか正確に確認できるので、設置計画などを立てる際に役立ちます。また、チーム内でもイメージを共有できるので、会議の際などに役立てることが可能です。

 

古い建物は図面がない物が多いのです。そんな場合はmatterportの3Dデータを活用します。実際の距離により近いモデリングができるので、図面がなくてもイメージできるでしょう。このように3Dデータは、多くの良い面が数多くあります。今後もあらゆる企業の専門分野において、その機能を活かせます。

 

4.まとめ

matterportは3Dデータを活かしたり、クラウドサーバーを活用して多くの人々と画像などを共有したりできます。企業の催すイベントや不動産の物件選び、建築現場のチェックなど、あらゆる面で活用可能です。また、臨場感あふれる画面でバーチャル体験もできるので、施設内に何があるかも把握できるようになるでしょう。

 

「株式会社iishina」は、matterportによる商品の企画、製造、販売を行っています。その他、バーチャル展示会コンテンツの運営、IT、DXコンサルティング、3Dスキャナを使った空間撮影サービスなどの事業を展開しております。私ども事業にご興味を持って頂ければ幸いです。ご連絡を頂けましたら、資料請求、お見積りもいたします。皆様のご連絡をお待ちしております。